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武道館に行ってきた

 

2019年6月13日木曜日

快晴。

 

待ちに待ったこの日。

 

LIVE DA PUMP 2019 THANX!!!!!!! FINAL

 

ファンにとっても念願の日本武道館公演。ついにこの日が来た。

 

7人が巻き起こした、夢のような奇跡をこの目で見ることができる!

 

 

 

 

 

U.S.A.がヒットしてから約一年。

U.S.A.出のファンであるわたしにとってヒットしてからこれまで、目まぐるしく駆け上がっていく彼らを追いかける日々はまるで映画でも観ているようだった。

 

 

7人の男達の、壮大なサクセスストーリー。

 

 

 

 

チケットが届いたその日から何度も確認している座席番号。その席に座り、真正面に見える大きなLEDのスクリーンを気にしながら隣にいる友人と開演を待つ。

この時のなんとも言えない胸の高鳴りが好きだったりする...。

 

 

気が付くと見渡す限り人、人、人!

数年前までショッピングモールの一角で無料のライブツアーを行っていたグループだなんて誰が思う?

 

今日の観客数は約一万人。

ザワザワと賑わう会場をもう一度ゆっくり見渡すと、なんだか無性に嬉しくなった。

 

そんなことを考えているうちに暗転。

聴き覚えのある音楽とともにLEDスクリーンにオープニングの映像が映し出された。

 

 

 そして。

 

 大好きな7人の後ろ姿から始まるこの曲。

 

 

「U.S.A.」!

 

 

大きな歓声が湧き起こる。

 

今ではもうお馴染みのメンバーカラー。その7色に染められた真新しい衣装を纏う7人。

キラキラと眩しいくらいよく似合っていた。

 

序盤から突き抜けるような力強いISSAのボーカル。何度も聴いているはずなのにその変わらない歌声にいつだって驚かされる。

 

そのISSAに負けないくらいパワフルなダンスパフォーマンスをするYORIくん、TOMOくん、KIMIくん、U-YEAHKENZOさん、DAICHI。(君付けさん付け呼び捨てになっているのはわたしなりの愛称です、あしからず)

 

 

LEDスクリーンに映し出されるメンバーの表情から嬉しさと楽しさが溢れるほど伝わってきた。

 

そこから「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~」「Com'on! Be My Girl!」と往年の名曲が続き、そして挨拶へ。

 

興奮状態だったのであまり覚えてないけど(ごめんなさい)YORIくんが挨拶をする時にいつもより声が太めになる感じがすごく好きなんですよね。

普段のYORIくんの話声は高めで柔らかくて優しい印象を受けるけど、ライブの挨拶では少しだけ低くて力強い。このライブにどれだけの想いが込められているか伝わってくるようで.......

 

 

挨拶が終わり次の曲へ。

 

イントロが流れ始めるとさらに大きな歓声が上がる。

 

「SUMMER RIDER」

 

新生DA PUMPになって初のシングル曲

この曲を聴くと泣きそうになるのはわたしだけじゃないはず...

YORIくんが手を振るあのパフォーマンス、好きだな~。

 

「Love is The Final Liberty」

Rhapsody in Blue

 

と、お馴染みの曲が終わると

 

あの曲が始まった。

 

「Nice Vibe!」

 

さっきまでのキラキラしていたDA PUMPとは一転、男らしい激しいダンスナンバー。

まさかここに来てこの曲を持ってくるとは...!

なんかもう、流石としか言いようがない。

昔の曲なのに今のDA PUMPが歌って踊るからこそ、大人の色気が漂っていて一秒たりとも目が離せない。

 

ISSAのボーカルに掛け合うようなKIMIくんのボーカル。

KIMIくん、RedのDVDにもこの曲を歌っていた公演が収録されていたけどその時よりも格段に歌が上手くなっていない?ラップだけじゃない...KIMIくんすごい。

 

 

 

そしてバラード曲へ。

 

「Stay Together」

 

Gakushiさんのしっとりとしたキーボードの音色とISSAの美声が会場全体を優しく包み込む。

さっきまでの熱気が嘘のように静まり返って、みんなISSAの歌声に聴き入っていた。

 

 

照明がYORIくんとU-YEAHに向けられる。

(スタンドマイクだ...!)

急いで口元を手で抑えた。そうでもしないと嬉しくて叫んでしまいそうだったから。

 

 「Back To Your Heart」

 

YORIくんとU-YEAHがコーラスだった。

U-YEAHの低くて心地の良い声とYORIくんのハイトーンボイスにISSAのボーカル。なんて贅沢な曲なんだろう。

 

ふと上を見上げるとDAICHIが踊っていた。

Sparkleの時のダンスを思い出させるような...決して大きくはない身体であれだけ魅せられるダンスを踊れるのはDAICHIしかいないな、と思った。

 

 

そして次の曲

「Without you」

 

一瞬、会場がざわめいた気がした。

 

YORIくんとU-YEAHと...TOMOくん?!

 

すごい。前曲で贅沢な曲だなんて言ってる場合じゃなかった。3人揃ったコーラスなんて最強でしかない。すごい。

 

3人ともISSAのボーカルに負けてない。コーラスなのに存在感がすごい。

DA PUMPパフォーマーは歌も歌えるの?薄々気づいてはいたけどこの時確信に変わった。

 

「Little Loneliness ~幸せの隙間~」

 

TOMOくんのハモリがあまりにも綺麗で去年のTHANXでは驚かされたっけ。

 

ISSAとTOMOくんの歌声が武道館に響き渡る。

KIMIくんのラップと優しい曲調が絶妙に合う。

 

そして

 

KENZOさんのソロダンス。

 

やっぱりすごい人。

何がすごいとかここがどうだとか、ダンスの知識はないけどKENZOさんが踊り出すと一瞬で引き込まれる。圧倒的な世界観。KENZOさんが "世界一のダンサー" なんだと再確認させられる...

 

 

「if...」が終わり、

7人が作り出す大きな桜の木とともにイントロが流れ出す。

 

「桜」

 

サビに差し掛かると会場が "サクラフィンガー" でいっぱいになった。一緒に踊れるってすごく楽しい!桜吹雪の演出も綺麗だったな~

 

曲の終わりに かつて見た あの景色 見せたい人がいるのさ という手書きの文字がスクリーンに映し出される。やられた。今日ここで、武道館でこの歌詞を使った演出を持ってくるなんて。

 

あとね。わたしの記憶の中ではTOMOくんが、ステージに舞い落ちたたくさんの桜吹雪を掴んだかと思うと、フワッとまた舞うように散らしてたんですよね。それがかわいくて...こういう仕草が自然にできる人なんだなってほっこりしたり。

 

ダンスコーナーはこのへんだったかな?(違っていたらごめんなさい)

もうずっと興奮状態だったので記憶が曖昧なのが悔しい...

 

ダンスコーナーはとにかく凄い、凄まじい。

DA PUMPパフォーマーとしてのレベルの高さをこれでもかと見せつけられる。

ダンス一本で勝負してきた世界レベルの彼らに「光と映像の演出」が加わるとどうなる?

もう瞬きするのも惜しいくらいだった。

 

 

 

 

ガラリと変わってノリのいい音楽と映し出される映像。

 

「Do it!宙にジャンプ」!

 

メンバーが出てきてスクリーンに映し出された映像の説明を始める。

「みんなこの通りに!一緒に踊って!」

言われるがまま振りを真似する。

 

なにそれ。聞いてないんですけど。

 

そんなのめちゃくちゃ楽しいに決まってる!!!

 

一体感ってこういうことなんだ!

こんなに楽しい曲ある?!っていうくらいずっと楽しかった。

 

 

「Steppin' and Shakin'」

 

YORIくんの得意とするダンスジャンル、poppinが一番輝いている曲。

前開きになったヴェルサーチのあのシャツを着て踊るYORIくんが最高にかっこよくて目が離せなかった。見惚れるってきっとこういう事なんだ...

 

 

 

「CORAZON」

 

これも大好きな曲。

Steppin'~といいCORAZONといい、後半に来てなお激しい曲を持ってくるのは流石だな...

だんだん険しくなっていく表情さえも魅力的だった。

 

「We can't stop the music」が始まると全員が高く拳を突き上げた。

ファンになりたての頃、上げた拳を下げるタイミングがわからなくてあたふたしてたっけ。今ではもう完璧だよ。

 

楽しい時間はいつだってあっという間なんだなぁ...気がつけばアンコールの掛け声に入っていた。

 

デビュー曲「Feelin' Good ~It's PARADISE~」

この曲が発売された頃わたしはまだ小学生。

あの頃は大人になった自分がDA PUMPのファンになってライブに行っているだなんて思いもしなかったよ。

 

 

そしてここでまさかの!新曲初披露!!

ISSAの「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~!!」の声と同時に、今日一番の歓声が上がった。

 

まさか武道館で披露してくれるだなんて思わないもん、こんなに嬉しいことない!

 

このライブで一番記憶に残っているのがこの新曲「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」なんですよね。

 

だってもう最高に楽しい曲だったから!!

 

もちろんDA PUMPみんな楽しそうに歌って踊っていたけど、YORIくんが一際楽しそうに見えた。これは推し贔屓とかではなく(少しはあるけども)本当にそう思ったんですよね。

ニコニコずーっと笑顔で、言葉にするなら「はしゃいでる」そんな感じがした。39歳の男性に対して抱く感情が終始「かわいい」だなんて信じられる?けど本当にかわいかった.....

 

新曲は「ハイレベルな大人の男達の質の高い本気のおふざけ」とでも言うのだろうか...

笑っちゃうくらい楽しくておかしいのに歌もダンスもハイレベル。やっぱりDA PUMPってすごい...

 

そういえばISSAが「最後に一言!」ってU-YEAHに振った時に「この景色をこのままにしておくのはもったいない、みんなと写真が撮りたい」みたいなことを言っていてすごく嬉しくなった。

撮り終わった後に「この中の(メンバーを見て)SNS好きの誰かが写真をあげてくれるでしょう」って言っていて、それがまたU-YEAHらしくて思わず笑ってしまった。

U-YEAH、ありがとう。

大切な大切な一枚になりました。

 

 

 

アンコールラストはやっぱりこれで締めないと終われない!

「U.S.A.」

最初はダサかっこいいだなんて言われていたこの曲もわたしの中ではもう「最高に楽しくて嬉しくて泣ける曲」になっていた。

U.S.A.を聴くとこれまでの色んな出来事や想いがブワッと一気に押し寄せてきて涙ぐむ。

 

一万人が一斉にする「いいねダンス」は圧巻だった。

 

 

そして本当のラスト。

 

一列に並んだDA PUMPとGakushiさん。

 

マイクを通さないISSAの声が響く。

 

「ありがとうございました!!」

 

深くお辞儀をするメンバーに一万人の拍手の音が鳴り響く。

 

長い間拍手が鳴り止まなかった。

本当はもっとずっとずっと拍手していたかった。

 

 

こんなに楽しいライブは初めてだった。

感動して泣きそうにもなったけどそれすら吹っ飛んでしまうくらい、楽しくて楽しくて最初から最後までたくさん笑った。

 

 

 

わたしからDA PUMPへ、

たくさんの「ありがとう」を込めて。

 

 

THANX!!!!!!!